次は、タイヤが
賢くなる時代だ。

路面状況を計測する超高性能タイヤの開発

ロボットの進化には洗練された機械設計が重要です。本研究室では、機械の運動・強さ・計測に関する学問を基盤として、それらの融合領域である自動運転・運転支援、機能性材料、ホーム・オフィスロボット、福祉ロボティクスなどの研究を行っています。

近い将来、あの仕事も
ロボットがやってくれる。

さまざまなロボットの自動化の研究

機械はどんどんインテリジェント化し、ロボットはますます人に近い所で活用されるようになっています。それらをさらに進化させるため、AIで巧みにものを操るロボット、柔軟なメカでできた人に優しいロボット、産業や社会に役立つ自動化システムなどを研究しています。

小さくて可愛くても
世界初の大偉業を成し遂げるかも。

昆虫型無人航空機の研究

空気の性質を理解し、飛行機を作って飛ばす研究室です。火星を飛ぶ航空機、嵐の中を飛ぶ回転翼機、たくみに飛行する昆虫型無人機などの研究をしています。

自動運転の技術には、
まだまだ先がある。

あらゆる場所で自動運転を可能にする研究

自動運転自動車は車載センサを使って市街地の道路環境を理解し、安全に走行することが求められています。私たちは未来の自動運転技術の開発に向けて、ロボットやAIの技術を駆使して日々研究開発に取り組んでいます。

コントロールできる限り、
人類の可能性は無限大だ。

あらゆるシステムを制御する研究

モノづくりと同じくらいに、モノを上手に動かすためのソフトウェアとアルゴリズムも重要です。そのさらなる進化を目指して、天体望遠鏡用制御則や人工衛星用制御則の開発、ドローンを題材とした計測制御の学習教材開発など、社会実装を意識した研究を行っています。

高速通信が進歩すると、
人は「ほぼ瞬間移動」ができる。

高速安定で計算量の少ない学習アルゴリズムの研究

学習能力を持つシステムを研究しています。機械学習や適応信号処理を用いて、映像や音などを処理して、不要な成分を除去したり、必要なものを取り出したりします。

引き算の発想で
少子高齢化社会の問題に取り組む。

医療福祉介護を支えるウェアラブルデバイスの研究

ミニマリズムに基づく機器・システム開発を通じて、シンプルな入力で動く・機能する先駆的なロボットシステムの開発に取り組んでいます．その分野は広く、ロボットハンドから脳外科手術支援システム、ウェラブルデバイス、介護福祉機器まで及びます。

キリンの首、カニのハサミ。
その構造をヒトが活用できないか。

生き物に学んだ最適デザインの研究

「生物のしくみを解明して設計に応用する」をテーマに研究を行っています。生き物のからだの構造や発生のしくみを応用した強くて軽い構造物の開発や、人の筋肉や目の動きから身体と心の負担を軽くするシステム開発の研究に取り組んでいます。

骨の健康管理は、
骨が折れる仕事だった。

安全で小型の骨密度測定装置の開発

骨の健康を支えるエンジニアリングをテーマに研究しています。光で素早く安全に骨を診断する、体外で生きた骨を作る、電気刺激で骨を元気にする技術により、骨粗しょう症骨折を予防・治療して骨の健康寿命を延ばします。

聴覚障害の早期発見は、
その子の未来を明るくする。

新しい聴覚機能計測技術の研究

実は、どうして聞こえるのか、誰も知りません。実は、どうして聞こえないのか分からない病気があります。私たちはピコニュートンレベルの力解析技術で聞こえのメカニクスの解明に取り組み、また機械学習による音解析技術を搭載したこれまでにない診断装置を開発しています。

「義肢だからできない」。
そんなこと、なくしてしまえ。

アクチュエーターを備えた動く義足の開発

生体の計測手法・センシング手法・モデリング手法を開発し、研究から得られた知見を基礎・臨床医学分野や福祉リハビリテーション工学、健康増進分野に応用するべく研究に取り組んでいます。

いらない音は、
音で消してしまおう。

音で音を打ち消す能動騒音制御の研究

人間を取り巻く環境内に存在する振動と音を対象に，人間や機械のダイナミクスの解明、新しいセンシング技術の開発、不快な振動・騒音の低減技術などを研究しています。振動や音の有効利用も研究対象です。

地球上かつ人類史上、
もっとも小さいものを見る技術。

走査型プローブ顕微鏡の開発と活用の研究

物質や生物はすべて原子や分子と呼ばれる小さな単位で構成されています。それらを直接観ることのできる世界最高レベルの顕微鏡を開発し、材料の性能や人の疾患の起源を根本的に理解し、改善するための研究に取り組んでいます。

患部にだけ届く薬なら、
患者の負担を少なくできる。

超臨界流体技術による有機ナノ粒子合成の研究

薬物をナノ粒子化すると、体内の特定の部位に正確かつ安全に、効果的に届けることができます。このために、生体や環境に優しい溶媒である超臨界CO²を利用して薬物のナノ粒子をつくる技術の開発に関する研究を行っています。

実は、プラスチックが劣化する
メカニズムは解明されていない。

高分子材料の劣化機構の解明と寿命予測技術の研究

今や、自動車や飛行機もプラスチックでできています。人類がプラスチックをさらに上手に活用できるようになるために、プラスチック材料を「知る」「測る」「つくる」研究をしています。

地球をまるごとキレイにする
空気清浄機はつくれないか。

エアロゾルを精密に計測する研究

目には見えない微小物質「微粒子」の研究を中心に行う研究室です。微粒子に関する先端技術をコアとして、人々のくらしや環境・エネルギーに関連するさまざまなソリューションへとつながる研究開発を展開・統合した「微粒子システム」の構築を目指しています。

ムダの少ないエネルギーは、
地球を救う。家計も救う。

吸着ヒートポンプの蓄冷媒材の開発

環境問題とエネルギー問題は密接に関連しています。当研究室では、化学工学を基盤として、未利用熱をうまく使う、微生物で有用物を作り出す、触媒によって環境をきれいにするなどの技術開発に取り組んでいます。

日本を支える製造業を、
支える技術が必要だ。

化学製品を効率よく生産できる方法の研究

付加価値の高い化学製品を製造する機械とプロセスを研究しています。プラスチックやリチウムイオン二次電池、先端半導体の製造まで実験とシミュレーションを駆使した研究により日本の製造業のDXを支えています。